【ガイドライン】2020年11月18日版
2020年度 山梨県キャンプ協会 事業運営ガイドライン
2020年11月18日版
-ガイドラインについて-
本ガイドラインは山梨県キャンプ協会(以下、当会)の「新しい生活様式」に伴う、「新しい組織キャンプ」運営の為の基礎的な指針を示すものです。作成には、「山梨県」、「公益社団法人日本キャンプ協会」、「全国YMCAウエルネス事業者会」、「やまなしグリーン・ゾーン構想」等の感染予防策を参考にしました。(2020年10月10日時点)なお、感染予防策は、感染を完全防止できるものではなく感染リスクを下げる取り組みです。そして、政府や専門家知見、社会動静等を踏まえて、随時、更新します。
-構成-
1基本理念 2事業運営 3その他
1 基本理念
全世界が思いもよらぬ事態に陥る中、我々山梨県キャンプ協会も大きな制約の中にその活動を進めることが望まれています。この状態はまだまだ続くと思われ、その後もまさしく「新しい生き方」を続けなければならないのが、この世界であろうかと思います。我々が今まで深くかかわってきたキャンプは、その非日常の生活のなかで得た様々な新しい発見から、私たちに必要な「本当の新しい生き方」をそれぞれが見出す歩みでありました。そうであるとすれば、必ずこの抑圧されたような状態の中からも、何かを見出して次に生かす道を歩んでゆけると信じています。(2020年度山梨県キャンプ協会総会 会長メッセージより)
一 「絶対に感染者を出さない」という強い想いを持ち、具体的な予防策、対応策を事業
の前に検討決定、明示し、実行します。事業中であってもより最善策があれば検討
決定します。
一 屋外キャンプは3密(密閉・密集・密接)になりにくいですが、常に学び、最善で最新の情報を元に、参加者、スタッフ、関わる方全員が理解できる説明をします。
一 ガイドラインに沿って、スタッフだけではなく、参加者、関わる方全員のご理解とご協力を頂きながら運営します。
2 事業運営
前 提
【1】感染予防策の観点から、小規模グループに保ち、①密閉空間②密集場所③密接場面の3条件が同時に発生しないように努めます。
【2】できるだけ屋外での事業運営とします。座学などどうしても屋内で行う場合は、定期的な換気をします。
【3】運動不足になっていると考えられるので、準備運動を十分に行います。
【4】ソーシャルディスタンス、マスク着用、手洗い、手指の消毒の声かけと実践。定時検温、体調チェックを行います。少しの変化で相談、対応していきます。
【5】当会スタッフはガイドライン理解を深め、スタッフ内周知の徹底を図ります。
以下は、スタッフと参加者共にお守り頂くことです。
備 品
・備品の出庫数は最低限とし、使用後洗浄、消毒を行います。(アルコール70%以上、もしくはハイター希釈による払拭)
・極力、共有することはなくし、事業中、繰り返し使用する備品は、可能な限り、同じ人、もしくは、家族内で使用します。例えばペンの貸し借りもNG。どうしても他の人に貸さなければならない場合は、消毒をしてから渡します。
手指消毒の必須タイミング
□受付時 □調理前 □食事前 □トイレ後 □建物へ入る前
検温体調チェックタイミング
□事前 □受付 □食事前 □就寝前 □起床後(受付以降は非接触型体温計で測定)
ソーシャルディスタンス
・マスク着用で最低1m、マスク未着用で最低2m(体調が悪くなった場合やお困りごとも同様)
飛沫防止
・移さないという観点から、基本、常時マスクを着用します。(マスクは1日1枚を目安に交換)
・屋外において2m以上の距離が取れる場合は、風向きに注意しながら、マウスシールド、フェイスシールド着用は可能とし、事業中でも熱中症リスクや先のことを踏まえて、ディレクター判断でマスクを外すことも可能とします。(外すことの強制はしません)
持ち物
・なるべく共有で道具を使わないという観点から、マスクや消毒除菌グッズ、ケガした際の応急セット、シャンプー、タオル、ドライヤー類は個人で持参します。(手洗い場などにはハンドソープなどを設置します)
事業前
・当会は「リスクマネジメント」を施した計画書を作成し、事業実施地を中心にした医療機関の確認をします。
・参加者、スタッフは事業開始1週間前から毎日、検温測定と体調確認し、以下の事項に1つでも当てはまる場合は、参加を見送ります。(電話もしくはメールにて相談)
□体温37.5以上 □風邪のような症状 □倦怠感 □続く下痢や嘔吐 □2週間以内の渡航歴、または濃厚接触者との接触、または同居家族や職場同僚、同じ学校の教室などで、風邪のような症状の人との接触(接触とは2m以内で相手がマスクをつけていなく空間を同じにした場合)
事業中
・受付から終わりまで全て換気の良い所で行い、3密を防ぎます。
・大声を出すこと、体を向き合うこと、身体接触を含んだプログラム構成は極力避けます。
・テントは個人もしくは家族単位とします。
・医療機関への受診が必要な場合、基本、該当者はディレクターへの連絡のみ(例えば電話)で、接触はせず、直接、病院へ行きます。
・ゴミに関しては、各個人が分別とコンパクトにすることを行い、各ゴミ袋は7分目までを目安とします。
事業後
・体調不良や罹患した場合は、速やかに必ず事務局まで連絡します。
・当協会は名簿と体調チェック表は最低、2か月保管します。
・「ふりかえり」からさらによい安全策を検討決定していきます。
3 その他
・キャンセル料はディレクターが判断します。(通常 5日前30% 3日前50% 前日当日無連絡100%)
・心肺蘇生は基本、人工呼吸をしません。(弁付きのマウスシールドがあればしてもよい)
・ガイドラインをお守り頂けない場合、ディレクター判断で、事業中でもお帰り頂くことが有ります。
以上
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